引用:虎に翼 公式サイト
朝ドラ『虎に翼 第129話』では、佐田寅子が桂場等一郎に「法は船のようなものだと思っています」と打ち明けました。
なぜ、佐田寅子は「法は船のようなものだ」と気づいたのか?その理由について紹介しましょう。
ドラマ『虎に翼 第129話』のキャスト
虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。
演出
- 梛川善郎
- 安藤大佑
- 橋本万葉
登場人物&俳優
- 猪爪寅子-佐田寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
- 猪爪花江(演:森田望智)佐田寅子の義姉
- 道男(演:和田庵)寿司職人
- 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
- 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
- 大庭梅子(演:平岩紙)和菓子とお寿司のお店を経営する女性
- 星航一(演:岡田将生)新潟地方裁判所・刑事部の裁判官
- 星朋一(演:井上祐貴)航一の長男
- 斧ヶ岳美位子(演:石橋菜津美演)父親に暴行されて殺害する女性
- 並木美雪(演:片岡凜)森口美佐江にソックリな少女
- 並木佐江子(演:辻沢杏子)森口美佐江の母であり、美雪の祖母
- 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
- 音羽綾子(演:円井わん)佐田寅子と意見が少し違う調査官
ドラマ『虎に翼 第129話』のストーリー
引用元:YAHOO!JAPANニュース
佐田寅子は、亡夫の遺影を見ながら『子育ては、根本的に向いてないのよね』と思っていると、娘の優未が戻ってきて「やっぱり」と言ってきました。
優未は「私の事を応援してくれると言いながら、子育てを失敗したとか思っていない?」と言われるので「そんな事はないわ、親だから心配しているけど、そんな事は思っていない」と弁明します。
「私ね、いろいろと好きな事があるの、それって最高な人生じゃない」と打ち明けて、こんなにも好きな人生を歩ませてくれて、最高の子育てだったと感謝されるのです。
佐田寅子は『私、間違えていなかったんだ』と安心をすると、亡夫が現れて「約束を守ってくれて、ありがとう」と声をかけられます。
その言葉を聞いて、目から涙が溢れ出るほど、充足感にひたれます。
佐田寅子は、義姉・猪爪花江から「所長になったの?すごいじゃない」と驚かれますが、猪爪家では本音を打ち明けて、喧嘩する事が円満と教えられます。
『相変わらず、すごいな』と思ったのか?二人はお互いに笑いあってしまいます。
大庭梅子のお店で、佐田寅子は同級生たちと集まり、和気あいあいと談笑していると、そこに桂場等一郎が渋い表情をして入ってきました。
道男が、団子を持っていくと、桂場等一郎は「ありがとう」と言って、口にしようとすると、佐田寅子たちが歩み寄って「お元気そうですね」と声をかけます。
「私は、法は船のようなものなのかな」「……続けて」「法は権利を運ぶための船。激流に耐える船。船は乗り手次第。人によって沈む事も間違う事もある」
「乗り手の私たちは、船を改善しながら進んでいく。まぁ、明日には、また違う事を言っているかもしれませんが。男か女か?それ以外か。改善するために努力していきます」
桂場等一郎は、その言葉を聞くと、団子を静かに起き「私は今でも、ご婦人方が法を学ぶ事も職にする事も反対だ」と言ってしまうのです!
佐田寅子が「法は船のようなもの」と気づいた理由
佐田寅子が「法は船のようなもの」と気づいた理由は、娘の優未が立派に育って、好きな事をいろいろとできるようになった事が大きいのでしょう。
昔の自分は、テストの点数が高くなっていたのか?そればかりしか見ていなくて、表面上だけお行儀よくしている娘のフリにさえ気づけませんでした。
それが、自分の考えを変える事によって、人とここまで円滑に本音を言い合えるようになって、それは法も同じであり「法は船のようなもの」と思えたハズです。
もちろん、これは並木美雪の母を救えなくて、その後の人生を大きく変えてしまった苦い経験も、効いているのでしょう。
ドラマ『虎に翼 第129話』の見所とまとめ
第129話では、佐田寅子が娘・優未と言い合うのかと思っていましたが、感謝の言葉を伝えたかったようなので、何事もなく良かったですね。
裁判が終わって退官したあとでも、桂場等一郎が佐田寅子たちと対峙してしまう事になるので、まだまだ揉めそうですね。
しかし、明日がいよいよ最終回なので、桂場等一郎と分かり合えるのか?注目したい所です。