小泉進次郎の減価償却は何が間違いなのか?分かりやすく解説

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画像の引用元:NHK

小泉進次郎農相が、お米を安く売る方法について説明しようとして『減価償却』という言葉を使ったら、ネットでは『それh間違っているぞ』と批判されています。

そこで、小泉進次郎農相が使っていた減価償却は、どのように間違って使われたのか?分かりやすく紹介するので参考にしてみて下さい。

目次

小泉進次郎が減価償却を使った時のコメント

小泉進次郎農相は、お米を安く売るには、どうすれば良いのか?次にように説明していました。

「備蓄米は、5年のお米が貯めてありますから。これから出すのは令和4年のお米、令和3年のお米とこういった形になります」

「ですので、倉庫の中にある間の分。減価償却されますので、結果として1万1000円、1万2000円ぐらいで買ったものを減価償却で1万円ぐらいで売り渡すと、60キロですね」

「そうすると、一般の方々がスーパーなどで、目にする5キロこれが様々な流通経費なども含めて、2000円程度で転倒で並べる。そういった形の計算になります」

要するに、古くなったものは価値が下がるので、安く売り渡せるので、経費がかかっても一般人の方は、店頭で2000円ぐらいで安く買えると言いたかったようです。

小泉進次郎農相は、減価償却を物が古くなったら、価値が下がると思っていた可能性が高いですね。

小泉進次郎が減価償却を間違えていた部分を分かりやすく解説

画像の引用元:OBC360°

減価償却を理解するには、200万円のパソコンを購入した例であれば、分かりやすいでしょう。

ノートPCの法定耐用年数は4年と定められており、それを200万円で購入したとします。

200万円の取得価格を4年間で配分することになるので、200万円を4つに割ると、毎年50万円ずつを減価償却費として形状できます。

このように購入した分を耐用年数でわって、毎年の費用として経費計上する会計処理の事を減価償却と言います。

そのため、小泉進次郎農相のどこが間違っていたのか?それは古い物だから価値が下がると思って使っていた所です。

さらに言えば、国税庁のHPに『その効果が長期間に及ぶものであるとしても、食料品は、減価償却資産(法人税法施行令第13条)又は繰延資産(法人税法施行令第14条)に含まれないこと』と記載されています。

情報の参照元:国税庁

そのため、食料品は減価償却に含まれれていないのに、小泉進次郎農相が減価償却という言葉を使って、米を売りわたそうとしたのも間違いという訳です。

小泉進次郎の減価償却についてのネットの反応

それでは、次に、ネットで小泉進次郎農相の減価償却発言について、どのようなツイート(ポスト)があったのか紹介します。

https://twitter.com/sigeru_inoue/status/1925888576853512680

小泉進次郎農相について、米は減価償却しないと指摘しつつも、60kgのお米1万程度で払い下げるのは、素晴らしいと評価されていました。

やはり、言葉を間違えたとしても、やろうとしている事で、結果、お米の値段が下がったら良いじゃないかという事ですね。

小泉進次郎農相が、ニュース番組に出演した時のコメントについて、批判というよりは、今後、この方が大臣をして、大丈夫なのだろう?と国の行く末を案じる声もあがっています。

今回の失言は、誰かを傷つけるものではなく、言葉の使い方を間違えだけとは言え、このような事が続くと、野党の追求が激しくなるかもしれません。

小泉進次郎の減価償却のまとめ

小泉進次郎農相は、減価償却を間違えて説明していましたが、米の値段が下がれば良い訳なので、今後、米の値段が下がっていくのか?気になる所です。

そして、米の値段が下がったあとに、日本の農家の収入をあげていけるのか?そして後継者問題をどのようにして解決していくのか?その手腕が注目されています。

小泉進次郎氏は、以前にレジ袋を有料化して、安易に国民に負担をかけさせてしまった事もあるので、今後はそのような事がないようにお願いしたいですね。

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