画像の引用元:讀賣新聞オンライン
ミスタージャイアンツと呼ばれていた長嶋茂雄さんが、残念ながら亡くなってしまわれました。若い方たちや、野球にあまり興味がない方は「なぜミスターと呼ばれたのだろう?」と不思議に感じたでしょう。
そこで、なぜ長嶋茂雄さんはミスターと呼ばれたのか?その由来や、ミスターの名前が定着した理由を紹介します。
長嶋茂雄がミスターと呼ばれた由来
長嶋茂雄さんが、ミスタージャイアンツと呼ばれるようになったのは、メジャーリーグで活躍する選手が『Mr.(ミスター)』と呼ばれる監修があったからです。
当時のジャイアンツではホームランを量産している王貞治選手がいましたが、長嶋茂雄さんは記録で勝つ事ができなくても、記憶に残るプレーや名言を残してきたので、多くのファンから愛されました。
そのようなこともあり、王貞治選手よりも、長嶋茂雄さんのほうがミスタージャイアンツと呼ばれるようになりました。
長嶋茂雄がミスターという名前で定着した理由
長嶋茂雄さんは性格が明るい方であり、独特の喋り方やユーモアなどもある方であり、さらに『ミスター』と言われるようになりました。
ここまでくると、メジャーリーグのミスターから進化して、活躍する選手であり、愛されやすい個性もあいまって、愛着の念も込められていたのです。
特に、長嶋茂雄さんの「いわゆる」や「どうでしょう」などの言葉は、子供もモノマネすることもあり、大人だけではなく子供からも愛されるようになり、ミスターが定着した要因になりました。
日本のメディアが長嶋茂雄をミスターお後押しした?
日本のメディアや新聞も、長嶋茂雄さんの事を『ミスタージャイアンツ』とか『ミスター長嶋』と呼び始めた事により、ファンも、その相性で呼ぶようになりました。
今でも、メディアが名付けた愛称をそのまま使う人が増える事があり、マスコミが鈴木 一朗選手の事を『イチロー』と報道するようになると、これが多くのファンも呼ぶ事になりました。
もちろん、鈴木 一朗選手も『イチロー』という名前で表記した事も大きな要因になりましたが、マスコミの影響も大きかったのは間違いないでしょう。
長嶋茂雄がミスターと呼ばれた由来のまとめ
私は西武ライオンズのファンであり、日本シリーズで長嶋茂雄さんが率いる巨人に西武ライオンズが負けた時は、かなり悔しがりった事もありました。
今では、巨人ばかりが人気のある球団ではなくて、パリーグの各球団の試合には多くのファンがかけつけるようになりました。
ミスターと呼ばれた長嶋茂雄さんの死は、巨人の一人勝ちの時代が完全に終わりを告げた事のようにも感じますね。
時代の変化を感じますが、長嶋茂雄さんのご冥福をお祈りします。