海軍対潜学校が設立された経緯やカリキュラムを紹介!朝ドラ『あんぱん 第54回』

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“あんぱんの画像”/

引用:朝ドラ『あんぱん』公式サイト

朝ドラ『あんぱん 第54回』では、柳井千尋が海軍対潜学校で勉強していた事を打ち明けますが、どんな学校なのか?興味を抱いた方も多いでしょう。

そこで、海軍対潜学校が設立された経緯やカリキュラムを紹介するので、参考にしてみて下さい。

目次

朝ドラ『あんぱん 第54回』のキャスト

  • 柳井嵩(演:北村匠海)漫画家のやなせたかしがモデル
  • 朝田のぶ-若松のぶ(演:今田美桜)柳井嵩の幼馴染
  • 柳井千尋(演:中沢元紀)嵩の弟
  • 若松次郎(演:中島歩)若松のぶの夫
  • 辛島健太郎(演:高橋文哉)嵩の同級生
  • 八木信之介(演:妻夫木聡)小倉連隊の上等兵
  • 八木信之介(演:妻夫木聡)柳生嵩を教育する上等兵
  • 中隊長(演:横田栄司)軍人勅諭を言うように命じる中隊長
  • 神野 万蔵(演:奥野 瑛太)班長
  • 馬場 力(演:板橋 駿谷)嵩を厳しく指導する古年兵

朝ドラ『あんぱん 第54回』のストーリー

柳井嵩は、千尋が法律を勉強していたはずなのに、酒を飲めるようになって海軍に入っていた事が理解できませんでした。

しかし、千尋は「大学で酒を覚えた。こう見えてもいけるくちだ。海軍に志願しなくてはいけないような空気だった」と落ち着いて説明していきます。

嵩は、千尋が駆逐艦に乗り、機雷を投下するとまで言い切ってしまうので「なんで、そんなに落ち着き払っているんだよ」と憤慨してしまうのです。

それでも、千尋は「愛する家族や、おしんちゃんたちを守るため、兄貴だって、そうやろ?」と言い切って、考えを改める気はありませんでした。

「また、なにかバカな事をしないか?お前の得意な相撲でもいいし」「わしはまた、シーソーに乗りたい」「のぶちゃんもいて、楽しかったな」

「もう一回、のぶさんに会いたいなぁ」「お前、もしかして」「そうや、わしはのぶさんが好きや。子供の頃から、のぶさんをしとうちゃった。兄貴の嫁なら諦めもついたのに」

千尋から胸ぐらをつかまれて「何をしてたんや、おめおめとのぶさんを取られて」と文句を言われてしまい、謝ります。

二人は言い合ってしまいますが、はたして、この戦争が終わるまで生き延びる事ができるのでしょうか?

海軍対潜学校が設立された経緯やカリキュラムを紹介

画像の引用元:NHK

大日本帝国の戦争が長引くにつれて、防備戦隊を設置した事から、防備するための人員を確保する緊急の課題になっていました。

そこで、機雷戦教育の強化が必要と考えられて、1941年には海軍機雷学校(のちの海軍対潜学校)が設立されました。

太平洋戦争が始まる直前だった事から、太平洋で戦争するためには、機雷を得意とする若者たちが必要と考えられて、設立された可能性が極めて高いですね。

海軍は、当初は機雷戦のカリキュラムを設定しただけに過ぎなかったのですが、潜水艦の泊地攻撃を阻止するための防潜網や管制機雷の研究も開始しました。

100トン型曳船が3隻も配備されて、ソナー運用の訓練に活用しており、柳井千尋がいかに近代的な訓練をつんだのか?よく分かりますね。

朝ドラ『あんぱん 第54回』の見所とまとめ

第54回では、柳井千尋がついに朝田のぶが好きだった事を打ち明けましたが、もう死を覚悟していたからこそ、出てきた言葉かもしれませんね。

「この戦争さえなければ、愛する人のために生きたい」と言い切りましたが、そう思っていた日本人は、きっと多かったはずです。

しかし、当時は千尋の言う通り、反戦など言える空気ではなくて、もう誰もが戦争を止める事はできなかったのかもしれません。

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