美容専門学校が閉校しても学費をほぼ返金しないのは詐欺にならない?

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引用元:YAHOO!JAPANニュース

愛知中央美容専門学校が、5月にいきなり閉校する事を発表しましたが、学費100万円支払った保護者にたいして、わずか5万円しか返金できないと報道されています。

4月に入学してから、わずか1ヶ月しか経っていない事もあり、ネットでは『詐欺ではないか?』と憤る声も噴出しているので、これは詐欺にあたらないのか?詳しく紹介しましょう。

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美容専門学校が閉校するタイミング悪くても詐欺ではない

保護者から「なぜ新入生を募集し授業料を支払わせたのか」と批判の声が集中しました。

しかし、美容専門学校側は「事業継続ができないとわかって生徒募集をした事情は一切ない」と主張しているようです。
参照元:YAHOO!JAPANニュース

さすがに、4月に新入生が入ったばかりなのに、5月に閉校しますと発表して、学費はほとんど返さないとなると、保護者からしたら、詐欺のように感じるかもしれません。

美容専門学校は「春日井市内の美容学校へ転校させる措置をとる」としていましたが、転校したら、また学費30万円がかかってしまうので、保護者が納得できる訳もありません。

しかし、弁護士によると「5月上旬までスポンサー候補者と協議をしていた」とするので、その時はまだ継続できる可能性があったので、詐欺ではないという事なのでしょう。

それであれば、せめて入学した生徒が卒業したあとに閉校するのが、筋であり、かなりいい加減な印象を受けてしまいますね。

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美容専門学校の閉校発表にたいするネットのコメント

ネットでは、美容専門学校がいきなり閉校を発表して、学費100万円支払ったばかりの保護者に5万円しか返金しない事について、批判の声が多くあがっています。

破綻寸前の経営状況にも関わらず、募集を進め入学金・授業料等入金後すぐの閉校決定は、悪質と言えます。

引用元:YAHOO!JAPANニュース

上のコメントは、学校経営・教育コンサルタント・寺裏誠司さんのものであり、専門家の目から見ても、悪質なやり方と受け取られているようですね。

志願者数の減少などによる経営不振があったとしても、今回の専門学校のように急に閉校する、ということはありません。

引用元:YAHOO!JAPANニュース

大学ジャーナリスト・石渡嶺司さんのコメントでは、経営不信があっても急に閉校する事はありませんとされていて、かなり珍しいケースという事がよく分かります。

やはり、5月にいきなり閉校した事もあって、そのタイミングであれば『絶対に閉校すると分かっていて、入学の募集をかけたでしょう』という声もあがっています。

弁護士の話では、スポンサー候補者と協議をしていたとしていますが、周りの人からしてみたら、疑いの声があがるのは、無理もないですね。

タイミングの悪さや、返金額の少なさから、ネットでは「詐欺ではないか」という声があがっています。

やはり、もう少し情報を公開した上で、入学を募集していたほうが良かったでしょうね。

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美容専門学校の閉校で可哀想なのは新入生だけではない

今回の美容専門学校の閉校で、可哀想なのは新入生ばかりではありません。2年生は1年以上も頑張って通学していたのに、卒業できない訳です。

転校して学費を払える家の方であれば良いのですが、中にはさらなる学費を払えない家庭が出てくる可能性もあり得るでしょう。

やはり、今回の学校の発表は保護者や生徒からしたら、無責任と批判したくなるのも無理はないでしょう。

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美容専門学校の学費返金の問題のまとめ

私が通っていた専門学校も、通学中に閉校する事が決まりましたが、在学中の生徒が全て卒業したあとに閉校する事を発表しました。

当時は、それが当たり前だろうと思っていた訳ですが、中には、このように学費を貰ってすぐに閉校と決めて、学費をほぼ返さない所もあるとは驚かされました。

この美容専門学校は5月末に並行してしまう予定なので、2年生もたまったものではないと思いますが、何とか救済の手が差し伸べられる事を願うしかないですね。

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