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令和6年能登半島地震によって、新潟市では液状化現象が起きてしまい、道路が陥没して、多くの車が水に沈んでしまいました。
そこで、新潟市のどの部分が液状化しやすいのか?詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。
新潟市の液状化マップで液状化しやすい場所を把握
引用元:国土交通省北陸地方整備局
上の画像は、国土交通省北陸地方整備局が発表している『液状化マップ』であり、赤色の部分が最も液状化しやすいエリアであり、その次がピンク色です。
- 危険度0:茶色
- 危険度1:緑
- 危険度2:黄色
- 危険度3:ピンクに点々がある所
- 危険度3:ピンク
- 危険度4:赤
海や川から離れた所であれば、液状化しづらいと思っている方は多いかもしれませんが、液状化マップで見てみると、海や川から離れた所も液状化しやすい場所という事が分かりますね。
これは、新潟市が湿地帯だったにも関わらず、次々に埋め立ててしまった事が大きく関係しています。そのため、海や川から離れているとは言え、あまり油断しないほうが良いでしょう。
新潟市の液状化マップとGoogleマップを比較!液状化しやすい場所とは?
引用元:国土交通省北陸地方整備局
上が、液状化マップで、下がGoogleマップです。日本海から流れる信濃川の部分は液状化しやすいエリアであり、古町・万代・新潟駅万代口も液状化しやすい場所という事が分かります。
新潟駅の南口になれば、多少は液状化しづらくなる場所も多くなっていますが、あまり盤石とは言えません。鳥屋野潟より南に下がっていくと、だいぶ液状化しづらい緑のエリアが多くなっていますね。
意外にも、海岸沿いが黄色のエリアになっていて、液状化しづらくなっているようです。ただし、地震のさいには津波がくる危険性もあるので、災害が起きたら、安全な場所はあまり多くないのが現状ですね。
新潟市の住みやすい場所
新潟市に詳しい方であれば、液状化マップを見てショックを受けたかもしれません。なぜなら、液状化しやすい場所が、都会化している所であり、普段は住みやすい場所だからです。
新潟市で住みやすい場所は、新潟駅付近・万代・古町などの中央区や、公共交通が利用しやすい西区などです。最近では、大型ショッピングセンターが多い江南区も人気の高いエリアですが、その多くが液状化しやすい場所になっています。
江南区は、中央区や西区に比べれば、液状化しづらいエリアが多くなっていますが、新潟市に住んでいる以上は、ある程度の液状化は覚悟していたほうが良いでしょう。
新潟市で液状化しやすい場所のまとめ
私は、新潟市に住み始めて、もう18年ぐらいになったので、第2の故郷とも言える場所ですが、昭和39年の新潟地震でも液状化が起きていた場所でもありました。
そのため、今回のニュースで、液状化が報道されたら『やはり、起きてしまったか』というのが本音ですね。
遠い能登半島で起きた地震で、液状化が起きてしまったのであれば、もしも新潟市が震源地の大地震が起きたら、どれほどの被害になるのか?少し怖くなってしまいますが、いつでも避難できる準備だけはしたほうが良いでしょう。