引用元:YAHOO!JAPANニュース
星野源さんが、紅白の披露曲を『地獄でなぜ悪い』から『ばらばら』に変更してしまいました。それなら、なぜ最初に引き受けたのか?理解できない方もいるでしょう。
実は、星野源さんが、最初に『地獄でなぜ悪い』を引き受けたのは、深い考えがあった可能性があるので、詳しく紹介しましょう。
星野源の紅白の披露楽曲『地獄でなぜ悪い』の問題点
星野源さんの紅白の披露楽曲『地獄でなぜ悪い』は、映画『地獄でなぜ悪い』で採用されたものであり、その映画の監督が、園子温氏です。
園子温監督は、一時、自身が監督する作品への出演を条件に、女優に大人の体の関係を迫ったと報道されました。
この時、園子温監督は「映画監督としての自覚のなさ、周りの方々への配慮のなさを自覚し、今後のあり方を見直したいと思っております」と謝罪します。
ただし、そのあと、報道された内容には、事実と異なる所があると主張して、訴訟しようとしたら、問題のあった文章は削除されて、和解に至りました。
和解になっても、世間一般的にはイメージが悪くなってしまったので、これが『地獄でなぜ悪い』を歌う事に、批判が集まってしまったのです。
星野源が『地獄でなぜ悪い』を紅白の披露楽曲として受けたのか?
星野源さんとしては、出演者または監督に何か問題があったら作品(楽曲や映画)にまで、罪があるかのような風潮を変えたかったのではないでしょうか?
実際に『地獄でなぜ悪い』を採用するにあたって、ネットでは賛否両論に分かれていて、批判的な方も多かったのですが『楽曲にまで罪はない』と主張する声も多かったのです。
実際に、誰か一人でも問題を起こしてしまったら、作品を一切、採用しなくなったら、何もしていない共演者にとっては、良い迷惑でしょう。
そのような事を考えたら、もしも星野源さんが、このような風潮を変えたいと思って『地獄でなぜ悪い』を紅白の披露楽曲として引き受けたのであれば、理解できる所はありますね。
星野源が『地獄でなぜ悪い』を引き受けたのは和解したから?
世間のイメージはともかくとして、園子温監督は和解したので、楽曲を一切、披露できなくなるのは、納得できない所があったのかもしれません。
星野源さんが決断したのか?それとも、周りから「もう和解したから」と説得されたのかもしれませんし、この和解というのも、地獄でなぜ悪いを引き受けた大きな理由の一つになったかもしれませんね。
今の日本は、生きづらい所があるので、地獄でなぜ悪いという曲を聴いて、気持ちを奮い立たせる事には、大きな意義があるのも、事実です。
星野源が紅白の披露楽曲を変更した理由のまとめ
星野源さんは、自分が求めるものと違う結果が出てきそうなので、紅白に披露する曲を変更しました。
最初に『地獄でなぜ悪い』を引き受けた事に関しては、賛否両論あるかと思いますが、楽曲に罪はないですし、園子温監督は和解しているので、紅白で披露しても問題はなかったでしょう。
しかし、園子温自身が謝罪したという事は、少しいきすぎた所があった可能性もあるので、星野源さんが歌を変更したのは英断と言えるでしょう。