2023年は『最強寒波』と言われるほどの大雪が降っているので、多くの方たちが除雪機を利用しているでしょう。しかし、除雪機を利用して事故を起こした事例がいくつもあるので注意しなければいけません。
そこで、除雪機を利用して事故が起きてしまった事例を紹介するので、これから除雪機を利用しようと考えている方は参考にしてみて下さい。
除雪機に足を巻き込まれる事故の事例
除雪機のエンジンを付けた状態のまま、足を巻き込まれてしまって、事故を起こした事例がありました。後ろ歩きになりながら、除雪機を動かしている時は、足を滑らせて転倒してしまうと、そのまま、足が巻き込まれる恐れがあります。
除雪機の種類によっては、レバーから手を離すと止まるような安全装置があるにも関わらず、そのレバーを固定して、レバーから手を離しても止まらないようにしてしまう方がいます。
このような事をして、転倒してしまったら、足を巻き込まれる可能性は極めて高くなるので、除雪機の利用は注意したほうが良いです。
除雪機に挟まれる事故の事例
除雪機を利用しながら、後ろ歩きで移動する時に、そのまま後ろが雪山になっている事にきずかず、挟まれる事故の事例もあります。
可能であれば、後ろ歩きで除雪機を利用しないほうが安全でしょう。どうしても、後ろを気にしながら歩いてしまうので、滑り役なってしまいますし、後ろをあまり振り返らないと思わぬ所で挟まれてしまう可能性もあります。
除雪機の投雪口に手を突っ込む事故の事例
除雪機は、オーガという歯車のような物で雪を砕いて、投雪口から雪を出していきます。しかし、除雪機を利用していると、投雪口に雪がつまってしまい、そこに手を突っ込んで雪を取り除こうとして、事故が起きる事例もあります。
投雪口に手を突っ込んで事故を起こしたら、最悪の場合は指を切断する恐れがあるので、もしも投雪口に雪が詰まった場合は、エンジンを止めてから『雪かき棒』を使って、雪を取り除いたほうが良いです。
除雪機の事故事例のまとめ
除雪機は、凄く便利な道具なので、雪国に住んでいる方にとっては大きな味方になり得ます。しかし、最近は除雪機の事故が増えていて、死亡事故まで起きています。
ANN NEWSの放送によると、除雪機による事故は、この10年で38件、そのうち25件は死亡事故によるものです(2023年12月22日時点の情報です)。
もしも、これから除雪機を利用する場合には、後ろ歩きで利用しない事や、素手で投雪口に手を突っ込まない事を意識したほうが良いです。