村山富市は国葬に反対?今の日本で開く問題点を紹介

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引用元:首相官邸

村山富市氏は、かつて首相になった事があり、2024年にめでたく100歳にもなりました。

しかし、インターネットでは、村山富市氏は将来、国葬になるほどの人物なのか?と疑問を持つ方もいます。実際に、安倍晋三氏も国葬にするべきかどうかで世論は真っ二つに割れました。

そこで、今の日本で、国葬を開く事の問題点や、可能性について紹介するので、参考にしてみて下さい。

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村山富市は国葬に反対していない?問題となった理由

安倍晋三氏は、かつて『アベノミクス』を提唱して、一時は景気が回復するかと思われました。

しかし、景気がよくなりかけた時に、消費税を5%から8%に増税してしまい、結局デフレから脱却できなかったのです。

さらに、円安へ導入した事により、現時点は、その円安に苦しめられている国民が多くいて、大きな問題となっています。

極め付けは、一部の宗教と深い関係にあったのではないか?という疑問点です。

安倍晋三氏は、元首相でありながら、暗殺されるという非業の死を遂げた事もあり、いくつか問題点があっても国葬となりました。

村山富市氏は、安倍晋三氏とは考えが大きく違い、左翼と保守の政治家と言えます。しかし、村山富市氏は、表立って、それほど安倍晋三氏の国葬に反対しなかったのです。

おそらく、考えが違ったとしても、国のために働いてきた安倍晋三氏を個人的に攻撃する事はよくないと思ったのでしょう。

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村山富市ほどの人物でも今後の国葬は難しい

仮に、村山富市さんが亡くなったときに、社民党が国葬を求めてきたら、

今の政府はそれを拒否できるんですか?その法的根拠は何ですか?

引用元:YAHOO!JAPAN知恵袋

少し不謹慎な話になるかもしれませんが、インターネットでは、今後は国葬を開くかどうか?疑問を感じている方もいます。

それもそのはずです。かつて日本政府が、安倍晋三元首相の国葬にかかった費用の総額が、速報値で12億4000万円かかったと発表した事があったからです。
参照元:日本経済新聞

財務省は、日本の借金が2023年時点で、借金の総額が1276兆3155億円と発表しました。国民一人当たりの借金は約1025万円にもなります。
参照元:日本経済新聞

これほどの借金がふくれあがり、国民の平均年収が500万円にもならない事を考えると、何億円もかけてまで国葬するのは、難しいでしょう。

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国葬が行われた伊藤博文と村山富市を比較

引用元:YAHOO!JAPANニュース

日本では、今まで国葬が何回も行われてきましたが、それは、そうそうたる偉人ばかりです。

  • 伊藤博文
  • 山縣有朋
  • 東郷平八郎
  • 山本五十六
  • 吉田茂
  • 安倍晋三

伊藤博文元首相は、日本の近代化を推し進めていましたが、朝鮮を併合しようとしていると勘違いされてしまい、暗殺されてしまいました。

実際には、伊藤博文元首相は「朝鮮を併合するのは、かなりの金をつぎ込む事になる」と考えていて、反対しているほうでした。

しかし、このような事件が起きた事もあり、朝鮮(大韓帝国)の政治結社・一進会が日本と朝鮮が合併しようと動き出していたこともあって、日韓併合となったのです。

今でも、韓国では伊藤博文氏は誤解されて、嫌われていますが、日本の近代化を推し進めた事を考えたら、国葬に値する偉人だったと言えるでしょう。

それにひきかえ、村山富市元首相は、日本の国益にかなったことは、ほぼしていないので、見劣りするのは否めません。

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国葬が行われた山縣有朋と村山富市を比較

引用元:近代 日本人の肖像

山縣有朋氏も国葬になった人物ですが、功罪両面のある人物です。明治維新を推し進めたり、廃藩置県に尽力したりした事は大きな功績と言えます。

もしも、江戸時代の藩が残っていたら、近代化や民主化を勧めることは、凄く難しかったでしょう。

そういった意味で言えば、国葬に値する偉人と言えますが、民主化にはあまり積極的ではなかったので、少し評価の分かれる所はあります。

しかし、村山富市元首相に比べたら、やはり山縣有朋氏のほうが日本に貢献できた部分は多いですね。

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国葬が行われた東郷平八郎と村山富市を比較

引用元:近代 日本人の肖像

日本で国葬が行われた人物たちの中で、最も日本に貢献した人物ではないか?と評価されているのが、東郷平八郎氏でしょう。

かつて、東郷平八郎氏は、日露戦争で『T字戦法』により、当時、世界最強の海軍と呼ばれたロシアのバルチック艦隊を撃破しました。

この作戦は、敵艦隊の針路をさえぎるように、横一列に並んでいき、一斉砲撃するものでした。

横一列で、針路方向をさえぎるまでは、敵艦隊からの砲撃に耐えるしかなくて、この『東郷ターン』は、世界を驚かせるほどの戦法と戦果をあげました。

東郷平八郎は大戦果をあげても、驕ることもなく、国家として備えを忘れないように振舞います。

アメリカ合衆国では多くの要人が、東郷平八郎の才能に恐れをなして、敬服さえして、その中には、あのダグラス・マッカーサーも含まれています。

東郷平八郎氏は、日本を亡国の運命から救ったほどの英雄であり、やはり村山富市氏より優れていると言わざるを得ません。

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国葬が行われた山本五十六と村山富市を比較

戦争中とは言え、国葬が行われた人物として、山本五十六氏は忘れてはいけません。

かつて、日本が米国と戦争しようと模索した時、敢然と反対した軍人が山本五十六氏でした。

山本五十六氏は「ぜひやれと言われれば半年や1年の間は暴れてご覧にいれるが、2年、3年となれば、まったく確信は持てない」と近衛文麿首相に進言しました。

これは、1年ぐらいは快進撃を続けられるという意味よりも、1年以上も戦争が続いてしまったら、日本が負ける可能性が高いと言いたかったのでしょう。

山本五十六は、はるか遠くのハワイの真珠湾まで戦闘機を出撃させて、奇襲攻撃をするという前代未聞の作戦を敢行しました。

当時の米軍からは「山本五十六を戦死させて、それ以上に優秀な人材が出たらどうする?」と恐るほどの軍人でした。

しかし、米軍の詳しい調査により「日本軍には、山本五十六以上の軍人はいない。あの男を仕留めるべきだ」と決定して、山本五十六はついに戦死します。

作戦遂行能力という意味で言えば、村山富市氏より優秀ですが、祖国に残した功績で言えば、あまり差はないですね。

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国葬が行われた吉田茂と村山富市を比較

戦後、日本を独立にまで導いた人物が、吉田茂氏であり、しばらくの間は、戦後で国葬になった人物は吉田茂氏だけでした。

それほど、吉田茂氏が日本に貢献したものは大きかったのです。

なぜなら、第二次世界大戦後、ドイツが失った領土はあまりにも大きくて、第一次世界大戦の敗戦国は多くの賠償金を課せられてしまいました。

それに比べて、吉田茂氏が日本を独立させた時に失った領土は、竹島と北方領土ぐらいです(第一次世界大戦前の領土)。

ただし、問題が一つあります。それは、国軍を創設しなかった事と、安易に米国の属国になった事でした。

当時の日本は米軍により焼け野原にされてしまい、経済力もない状態だったので、米軍に守られた状態で軍備に金をかけず、経済成長できたとも言えます。

しかし、国軍をもたず、米国から完全な独立を果たせたとは言えないので、そこは賛否両論に分かれてしまう所でしょう。

それでも、村山富市氏と比較したら、やはり吉田茂氏のほうが圧倒的に功績を残した人物と言えます。

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国葬が行われた安倍晋三と村山富市を比較

引用元:首相官邸

吉田茂氏が亡くなってから、約半世紀ほど経ち、安倍晋三氏の国葬が行われました。

安倍晋三氏であれば、国軍を創設できるかもしれないと期待されていましたが、それほどの実績をあげられず、結局は円安で物価をあげてしまい、消費増税してデフレの脱脚を逸しました。

日本の借金を考えたら、税収を増やさなければいけないのは間違いありませんが、税金をあげたら、国民の所得は減るので、最終的には日本が衰退するのは間違いありません。

そのような事では、出生率が増える訳もなく、移民反対派も多い事から、日本は滅亡の道へ突き進んでしまいます。

安倍晋三氏と村山富市氏を比較したら、日本に対する貢献度は、あまり変わらないでしょう。

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