引用：虎に翼公式HP
朝ドラ『虎に翼』で、仲野太賀さんと伊藤沙莉さんは、お似合いの夫婦役を演じています。しかし、父親は心の底から、二人を祝福している訳ではありませんでした。
それなのに、仲野太賀さんと伊藤沙莉さんがお似合いの夫婦になれたのは、苦しい失敗があった事が大きかったので詳しく紹介しましょう。
仲野太賀と伊藤沙莉がお似合いなのは失敗の経験が効いている
仲野太賀さんは、受験に何度も失敗している書生役を演じていますが、伊藤沙莉さんは短期間で受験に合格して弁護士になる役を熱演していました。
周りの人から見てみれば、成績が悪くて負け組の男と、成績が良くて勝ち組の女が結婚したようなものです。
それでも、二人がお似合いなのは、仲野太賀さんが失敗していても、大学で多く学んだ経験から、伊藤沙莉さんに色々とアドバイスしていたからです。
例えば、伊藤沙莉さんが「うちの男子学生が帝国大学の生徒に会ったら、みんな、すんとした表情をしたの」と聞くシーンがありました。
ここで、仲野太賀さんは「それは、すんとなるね。寅ちゃん（伊藤沙莉さんの役）の学校の男子にしてみれば、帝国大学はあこがれの所だから」と教えてあげました。
このようなアドバイスができるのも、長年にわたって、受験勉強して失敗している知識があるからこそです。
様々なアドバイスをして、それに感心する二人だったので、仲野太賀さんと伊藤沙莉さんはお似合いの二人になっていく訳です。
仲野太賀と伊藤沙莉がお似合いなのは真逆の性格だから
引用元：YAHOO！JAPANニュース
伊藤沙莉さんは、猪突猛進の性格をした女性弁護士の役を演じていますが、仲野太賀さんは慎重な性格をした書生役を演じています。
そのため、寅子（伊藤沙莉さんが）感情的になって、いきあたりばったりの行動を取ろうとした時に、夫（仲野太賀さん）から「寅ちゃん、深呼吸して」とさとされます。
伊藤沙莉さんが演じる佐田寅子にとっては、夫（仲野太賀）は凄く頼り甲斐のある存在で、それは夫が亡くなったあとも、変わらず、心のよりどころになっていきました。
このように、突っ走ろうとした時に、ある程度、ブレーキをかけてくれるので、伊藤沙莉さんと仲野太賀さんはお似合いの夫婦と思われているのでしょう。
仲野太賀が伊藤沙莉に合わせるからお似合いの夫婦
寅子（伊藤沙莉さん）は、結婚したら世間体がよくなるので、弁護士の仕事を多くもらえるハズと思って、誰でも良いから、結婚しようとしました。
佐田優三（仲野太賀さん）は「僕も、世間体が」と言って、寅子にプロポーズすると『優三もそうだったのね』と納得して、二人は結婚する事ができました。
しかし、佐田優三（仲野太賀さん）は、以前から寅子（伊藤沙莉さん）の事が好きであり、あくまでも相手の考えやペースに合わせて、話をしていました。
二人がお似合いの夫婦になれたのも、佐田優三（仲野太賀さん）が、常に妻に合わせている事が大きかったのです。
仲野太賀と伊藤沙莉がお似合いになった理由のまとめ
仲野太賀さんと、伊藤沙莉さんは、お二人とも俳優としての知名度や実力が高い方なので、夫婦役をしても、違和感がありませんでした。
しかも、二人が演じる夫婦は、ピッタリな相性であり、妻が感情的になって突っ走ろうとしたら、夫が一歩下がって優しくアドバイスしていきます。
残念な事に、仲野太賀さんが演じる夫は、病死してしまいますが、妻（伊藤沙莉さん）の心の中には、まだ生き続けているので、これからもお似合いの夫婦を見られる事でしょう。