朝ドラ『おむすび 第22話』で、阪神・淡路大震災が起きてしまい、多くの被害者が出てしまいましたが、その一つの原因が自治体にありました。
どうしたら、もっと犠牲者を減らす事ができたのか?その原因を探るためにも、当時の自治体のどこに問題があったのか紹介しましょう。
朝ドラ『おむすび』のキャスト
朝ドラ『おむすび』は、2024年9月30日から放送開始されました。登場する人物や、俳優たちは以下の通りです。
米田一家
- 米田結-むすびん(演:橋本環奈)栄養士を目指す人物
- 米田歩(演:仲里依紗)米田結の姉で、伝説的な元ギャル
- 米田聖人(演:北村有起哉)米田結の父で、心配性な性格
- 米田愛子(演:麻生久美子)米田結の母で、夫より奔放な性格
- 米田佳代(演:宮崎美子)米田結の祖母
- 米田永吉(演:松平健)米田結の祖父で、息子と折り合いが悪い人物
米田結の同級生や先輩たち
- 四ツ木翔也(演:佐野勇斗)高校球児で、結と口論しがち
- 古賀陽太(演:菅生新樹)米田結の幼馴染で、高校球児
- 宮崎恵美(演:中村守里)米田結の最初のクラスメート
- 風見亮介(演:松本怜生)書道部の先輩
- 大竹久志(演:桑野颯太)書道部の部長
- 神崎優里亜(演:栞那)風見亮介の恋人
博多のギャルたち
- 真島瑠梨-ルーリー(演:みりちゃむ)博多ギャル連合の現在の総代表
- 佐藤珠子-タマッチ(演:谷藤海咲)一本筋な性格
- 田中鈴音-スズリン(演:岡本夏美)手先が器用なギャル
- 柚木理沙-リサポン(演:田村芽実)米田結のクラスメイト
- 大河内明日香(演:寺本莉緒)ギャル
米田結に関わる人物たち
- 婦警(演:兒玉遥)警察官
- 松原保(演:長谷川忍)糸島東高校の担任教師
- ひみこ(演:池畑慎之介)スナックひみこの店主
- 四ツ木翔也(演:佐野勇斗)泳ぎが得意でカッパと呼ばれる球児
- 真島絵利花(演:坪内陽子)ルーリーの母
- 望月栄治(演:安永稔)刑事
- 加藤(演:竹下健人)男性警察官
- 渡辺真紀(演:大島美優)米田歩の親友
- 渡辺孝雄(演:緒形直人)緒形直人
- 大河内明日香(演:寺本莉緒)元天神乙女会のギャル
朝ドラ『おむすび 第22話』のストーリー
引用:おむすび公式サイト
米田愛子は、家族におむすびをくれたおばあちゃんに「ありがとうございます」とお礼を言って、娘たちに「ほら、食べよ」と促します。
聖人が戻ってきて「毛布もらってきた。消防車が来ているが、道がふさがれている」と打ち明けて、復興がままならない状況という事に、家族は唖然としてしまいます。
それでも、救援物資が届いたので、愛子は手伝いに行こうと決めて「愛子たちは、ここにいて」と釘を刺してから、仕分け作業に向かいました。
しかし、愛子は我慢できず、結と一緒に外へ出かけると、聖人がつぶれてしまった自宅や店を見て、呆然としていました。
「結、歩、なんで出てきたんや?」「これ、何?」「これは、俺たちが住んでいた家や、そして店や」「店?」
結は、聖人にそう言われても「嘘や」と信じられず、現実を受け入れられませんでした。
しかし、米田姉妹の地獄は、これで終わった訳ではなく、衝撃的な事実を知る事になってしまいます。
避難先で、渡辺孝雄が「(真紀が)死んだ。タンスの下敷きになって。まだ中学生やぞ、なんで俺が生きてん。真紀」と嘆き悲しんでしまうのです。
米田歩は、あまりにもショックで何も食べられる事もできず、憔悴(しょうすい)してしまいますが、この先、立ち直る事ができるのでしょうか?
阪神・淡路大震災で被害者が増えたのは自治体に原因あり?
阪神・淡路大震災が起きた時に、兵庫県と陸上自衛隊のやりとりで、いつになったら救援へ向かうのか?そこが問題になっていました。
兵庫県側としては、被害を把握する事が難しくて、自衛隊側に何名の規模で救援を頼むのか?決断できず、いたずらに時間がすぎていました。
その間にも、家屋や家具の下敷きになって苦しんでいる人々が命を落としていったのです。
しかも、兵庫県知事・貝原俊民氏は、知事公舎から兵庫県庁までは約4kmしか離れていなかったにも関わらず、車がくるまで自宅待機したのです。
参照元:https://shisokuyubi.com/bousai-kakugen/index-523
震災当日午前8時20分頃に登庁することになり、発災から2時間半たっての事であり「重役出勤ではないか?」という批判が噴出したのです。
もしも、県知事が歩いてでも向かっていれば、1時間ぐらいで到着する距離なので、もっと早く救援を頼めていた可能性がありました。
そういった事を考えたら、阪神・淡路大震災は半分自然災害であり、半分は人災だった面も否めません。
朝ドラ『おむすび 第22話』のまとめ
第22話では、阪神・淡路大震災で多くの人々が被災をしてしまい、今までのなごやかなストーリーから一変しましたね。
この当時は、県知事の対応が悪かったのもありますが、被害を把握するのにも時間がかかり、外国からの援助の受け入れや、陸上自衛隊に救援要請するのも遅れました。
この苦い経験から、大きな地震があった時は、自衛隊が出動して救援する事が常態化するようになり、被害者をできるだけ少なくする事ができるようになりました。
ただし、東日本大震災では、津波の避難先でも津波が押し寄せるという問題が起きてしまったので、自然災害はまだまだ日本人にとって、悩ましい問題です。