ドラマ『Re:リベンジ -欲望の果てに- 第11話(最終話)』では、大友郁弥が天堂皇一郎を脅迫して、医療過誤の隠蔽や、殺害を指示した事を認めさせました。
この時の音声データが決定打となり、週刊誌の記事となりましたが、なぜ脅迫したものが証拠にする事ができたのか?詳しく紹介しましょう。
ドラマ『Re:リベンジ 第11話(最終話) 』のキャスト
Re:リベンジ は、2024年4月11日から放送開始されました。
企画&脚本
- 企画:藤野良太
- 脚本:伊東忍&中村允俊&奥村徹也
登場人物&俳優
Re:リベンジの登場人物や俳優たちは以下の通りです。
主役や関係者たち
- 天堂海斗(演:赤楚衛二)新栄出版の週刊紙記者で、父とは不仲
- 大友郁弥(演:錦戸亮)心臓血管外科医
- 比奈陽月(演:芳根京子)天堂記念病院の看護師で、天堂海斗の恋人
天堂記念病院
- 鮎川賢二(演:梶原善)外科部長
- 天堂市子(演:余貴美子)院長で、海斗の叔母
- 三輪光成(演:小木茂光)副院長
- 天堂佑馬(演:青木柚)市子の一人息子
- 天堂智信(演:光石研)理事長で、海斗の父
- 高村実(演:利重剛)天堂智信の秘書
- 天堂皇一郎(演:笹野高史)天堂記念病院の創設者で会長で、海斗の祖父
- 若林雄介(演:橋本淳)医師
- 岡田千尋(演:内田慈)外科医として迎えられる人物
その他
- 木下紗耶(演:見上愛)週刊文潮の記者
- 朝比奈美咲(演:白山乃愛)陽月の妹
ドラマ『Re:リベンジ 第11話(最終話)』のストーリー
引用:Re:リベンジ公式HP
理事長の天堂海斗は、理事会で、医療過誤(誤った治療)を隠ぺいしようとした事を認めました。
大友郁弥は「それは、あなたの独断ですか?」と厳しく追及していくと、それは会長・天堂皇一郎からの指示である事を白状します。
それでも、天堂皇一郎は「なんの証拠がある?」と言って、認めようとせず、高らかに勝ち誇りました。
しかし、天堂皇一郎は、具合を悪くしてしまい、オペをする事になりますが、執刀医は、あの大友郁弥でした。
大友郁弥は、自分の母親が、天堂皇一郎の医療過誤により命を落としており、それを隠蔽された事があったので、まさに不倶戴天の敵でした。
大友郁弥は、天堂皇一郎と二人っきりになった所で、脅迫まがいの事をして、医療過誤の隠蔽や、木下紗耶を殺害の支持した事を自白させようとします。
天堂皇一郎は『殺害されてたまるか』と思い、観念して、自白しますが、これが証拠となり、週刊誌の記事に載ってしまいました。
なぜ、このような脅迫によって、得た音声が証拠となったのでしょうか?
大友郁弥が天堂皇一郎を脅迫した音声データが証拠になる理由
そもそも、脅迫によって自白させた事は、証拠になりません。
刑事訴訟法319条により『強制、拷問又は脅迫による自白、不当に長く抑留又は拘禁された後の自白その他任意にされたものでない疑のある自白は、これを証拠とすることができない』とあります。
参照元:弁護士法人デイライト法律事務所
それでは、なぜ、大友郁弥の脅迫によって得た音声データが証拠になったのか?それは巧妙なやり方が大きく関係していました。
まず、大友郁弥は、以下のように説明していました。
「これから、手術を受けてもらいます。執刀医は私です。場合によっては傷つけて命を落とすかもしれません。病理解剖はしない。理事長には許可をもらっています」
「私には、十分すぎるほど、殺意があります」
ここだけ見ると、もはや脅迫以外の何ものでもありません。
しかし、明確に、白状しなければ、手術に失敗して命を落とすような事は言っていません。
大友郁弥は「麻酔入れますね」と言った時に、天堂皇一郎が「辞めろ」と言って『麻酔と称して、殺害する気だ』と思って、自白し始めました。
しかし、それは正真正銘の麻酔であり、脅迫した訳ではなく、脅迫されていると勘違いした上での自白でした。
最初の脅迫まがいの話が音声データに録音されている訳もなく、途中から録音されたものが提出されたので、証拠となり得たのでしょう。
ドラマ『Re:リベンジ 第11話(最終話)』の見所とまとめ
引用:https://www.fujitv.co.jp/re-revenge/
第11話(最終話)では、会長を脅迫まがいの事をしましたが、明確に脅迫した訳ではなく、正真正銘の麻酔を入れようとしただけでした。
かなり、ギリギリのやり方であり、音声データも途中のものが提出されたので、証拠となってしまったのでしょう。
通常であれば、このようなやり方は証拠にするのは難しいのですが、天堂皇一郎は今まで多くの隠ぺいをしたので、あれは脅迫したものだと言われても、理解されるのはほぼ不可能でしょう。