自民党の『清和政策研究会（安倍派）』が政治資金パーティー収入を還流させていた問題で、新たに元五輪相の橋本聖子参院議員も関わっている疑いが報道されました。
清和政策研究会とは裏金に関わるような汚い派閥なのか？その言葉の由来について紹介するので、参考にしてみて下さい。
清和政策研究会の由来は人民を穏やかにする事
清和政策研究会とは、清廉な政治は人民を穏やかにするという意味の『政清人和』に由来しています。清廉とは心が清らかで私欲がないことであり、裏金に関わっているようでは、その由来を知ったら多くの国民が笑ってしまうでしょう。
参照元：読売新聞
自民党は、昔からお金に汚い政治家が多く所属している上に、国民に負担ばかりさせて、外国にお金をくばってきました。
しかし、清和政策研究会は、憲法改正を強く望んでいる派閥であり、保守派やタカ派から支持されているという側面があります。いくらお金に汚い派閥であっても、憲法改正を望んでいる国民が多い事から、まだまだ清和政策研究会は持つかもしれません。
清和政策研究会が由来に反するような行動を取る
自民党の安倍派・清和政策研究会の幹部を交代するような動きが出ています。それだけ、清和政策研究会が国民から反発されるような行動を取ってしまった事が大きいのです。
収支報告書に記載をしなくて、国民から「なぜ、書かなかったのか？裏金ではないか！」という強い不満の声が噴出してしまいました。
このような事をしては、むやみやたらにお金をかき集めて私腹をこやしているのか、または企業に便宜を図っているのではないかと誤解されかねません。
およそ、清和政策研究会の由来とは、程遠い行動であり、国民の怒りは岸田政権というよりは自民党に向かう可能性が出ています。
清和政策研究会の政治家が不誠実な答弁
清和政策研究会に所属している松野官房長官は、裏金疑惑に関して、官僚が用意している紙を棒読みするだけであり、野党の質問に対して、誠実な回答をしていません。
立憲民主党の蓮舫議員から「清和会（清和政策研究会）から1千万円を超える裏金をキックバック受け取られましたか」と質問されているのに、松野官房長官は「精査して適切に対応してまいりたいと考えております」と他人事のように回答したのです。
他の議員に対しての質問であれば、この回答で問題はないのですが、さすがに自分への質問に対して、このような回答では、ますます国民の反発は強まってしまうでしょう。
清和政策研究会の由来のまとめ
清和政策研究会の裏金問題が注目されていますが、驚いた事に、この派閥の由来は、清廉な政治は人民を穏やかにするという意味でした。
およそ、最初に結成された時の由来とは、ほど遠い事をしてしまい、国民の怒りは高まるばかりです。ただでさえ、少子高齢化の対策が満足なものではなく、減税に及び腰になっているので、今回の裏金問題は追い討ちになりかねません。
現在の日本は、少子高齢化や安全保障など問題が噴出しているので、いつまでも裏金で右往左往しているようでは困るので、早めのうちに国家国民のための政治をして欲しいものですね。
清和政策研究会は、福田赳夫氏が創設した派閥ですが、こんな事態に陥って、今頃、泣いているのかもしれません。