頼清徳が侯友宜に勝てた3つの理由!

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引用元:YAHOO!JAPANニュース

台湾の総統選が行われましたが、中国との統一を拒む頼清徳氏が、侯友宜氏を破り、新しい台湾の総統になりました。早くも、メディアでは中国の反発は必死と報道されています。

実は、頼清徳氏が、侯友宜氏を破れた理由は3つあると考えられるので、詳しく紹介しましょう。

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頼清徳が侯友宜に勝てた理由は中国の言論統制

中国は一国二制度をうたって、香港を統合しました。当初こそ、一国二制度が維持されるかに見えましたが、習近平氏が中国の指導者になると、一気に言論弾圧するかのような動きを見せてきました。

香港で民主の女神とも言われた周庭氏は、中国の不自由さを嘆いて、ついにカナダへ亡命してしまいます。この動きを見て、台湾の民衆は『侯友宜氏が相当になり、中国に統合されたら、どんな目にあわせられるのか分からない』と思って、頼清徳氏が勝てたと言えますね。

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頼清徳が侯友宜に勝てた理由は経済でもメリットがないため

台湾は、中国の一党独裁について懸念を示す方がいる一方で、経済力があるので統合するメリットがあると考える方もいました。

しかし、その中国では経済成長が鈍化していき、物価伸び率が0%となった上に、少子高齢化が進んでしまい、統合しても台湾の経済にあまりメリットがない可能性が浮上してきました。

鄧小平氏が首席になってからは、歴代の首席は経済を最優先に取り組んできましたが、習近平氏が首席になってからは独裁政権となり経済より軍事にかじを切ってしまったのです。

中国は、一党独裁とは言え、毛沢東氏の失敗を教訓に、一人がいつまでも首席を続けられないようにしていました。しかし、そのルールを習近平氏が変えてしまったので、この動きはしばらく止められそうにありません。

このような動きから、統合しても経済にメリットがないと考える方が増えて、頼清徳が侯友宜に勝てた可能性が高いですね。

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中国の圧力のお陰で頼清徳が侯友宜に勝てた?

台湾には『本省人』と『外省人』の2種類の民衆に分かれていて、本省人は国共内戦(中国の国民党と共産党による内戦)が始まる前から台湾にいた人であり、外省人は国共内戦が終わったあとに台湾へ移住してきた人です。

中国は、たびたび台湾に圧力をかけるような事をしてきて、本省人を刺激するような事をしてしまい、ついには外省人の間でも『中国は、やはり危険ではないか?』という考えが広まっていったのでしょう。

中国の圧力により、頼清徳氏が侯友宜氏に勝てたとも言えますね。

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頼清徳が侯友宜に勝てた理由のまとめ

頼清徳氏が侯友宜氏に勝てた事により、ますます中国が圧力をかけて戦争が起きる可能性は高まっています。しかし、中国は不景気に陥って、そこから脱却できるかどうは未知数です。

そのため、すぐには中国と台湾の間で戦争は起きないかと思われますが、20年以内に戦争が起きる可能性はあるので、隣国の日本は、どのようにしていくべきか?今から真剣に考えたほうが良いでしょう。

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