引用:虎に翼 公式サイト
朝ドラ『虎に翼 第126話』では、山田よねが、理不尽な刑法200条が、本当に平等なのか?厳しく糾弾しようとします。
そこで、現在も、尊属殺を厳しく取り締まる刑法200条は残っているのか?詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
ドラマ『虎に翼 第126話』のキャスト
虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。
演出
- 梛川善郎
- 安藤大佑
- 橋本万葉
登場人物&俳優
- 猪爪寅子-佐田寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
- 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
- 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
- 森口美佐江(演:片岡凜)佐田寅子の後輩になる女性
- 星航一(演:岡田将生)新潟地方裁判所・刑事部の裁判官
- 星朋一(演:井上祐貴)航一の長男
- 斧ヶ岳美位子(演:石橋菜津美演)父親に暴行されて殺害する女性
- 並木美雪(演:片岡凜)森口美佐江にソックリな少女
- 並木佐江子(演:辻沢杏子)森口美佐江の母であり、美雪の祖母
- 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
ドラマ『虎に翼 第126話』のストーリー
引用元:iZa
佐田寅子は、森口美佐江の手帳を読んでいくと、自分が助けられなかったせいで死んでしまったのかと思っていると、並木佐江子から、孫娘を助けて欲しいと懇願されます。
憂鬱な気持ちで、家に帰ると、星航一から「僕は、寅子さんの独り言を盗み聞きする気はないよ」と言われるので、重い口を開きます。
「例の子、やっぱり美佐江さんの娘さんだった。そして、美佐江さんは、彼女が小さい頃に亡くなっていた。ふたをしてきたものと苦しいわね」
星航一は、ゆっくりと立ち上がると、佐田寅子と向かい合うと「ちちん、ぷいぷいぃ〜」と手をあげるので、驚かれてしまいます。
しかし、最後までやりきる事ができず、佐田寅子から「無理をしてくれて、ありがとう」と、逆に励まされてしまうのです。
そこに、星朋一がやってきて「ごめん、ちちんぷいぷいが聞こえてきて、入りづらくて」と謝ってくるので、星航一は『聞かれていたのか』とガックリとうなだれます。
ところが、星朋一は「家具職人になるた、修行のため、岐阜へ行ってくる」と打ち明けるので、佐田寅子たちは暖かく応援してあげる事にしました。
翌日、山田よねと轟太一たちは協力して、斧ヶ岳美位子を弁護しようとしますが、減刑させる事はできるのでしょうか?
『刑法200条は今も残っているのか紹介』
結論から言うと、平成7年から施行された改正刑法において、正式に第200条の規定が削除されました。
(通常の殺人罪は、死刑または無期もしくは5年以上の懲役なのに対して、尊属殺人罪は死刑または無期懲役でした)
削除するまでに時間がかかったように感じられるかもしれませんが、尊属殺人罪の規定は、昭和48年に最高裁判所で「憲法第14条1項に違反するため無効である」という判決が下されました。
参照元:LEGAL MALL
規定自体は、それでも残り続けてしまいましたが、最高検察庁からの通達により適用されなくなり、事実上、この規定は死文化したのです。
そのため、あってもなくても、あまり意味をなさなかった訳ですが、ようやく平成7年で事実上なくなった訳ですね。
ドラマ『虎に翼 第126話』の見所とまとめ
第126話では、山田よねが法廷で、尊属殺人をおかした人物をとりわけ責めてしまう世の中に対して「クソだ」と批判してしまいました。
斧ヶ岳美位子が、父親から暴行されて、子供を産むはめになり、部屋に監禁された後に父親を殺害した事を考えたら、最低でも過剰防衛を主張のは当然という感じですね。
轟太一は、すっかり良い人間になって、山田よねの代わりに頭をさげて、立派な相棒になりましたね。