引用:虎に翼 公式サイト
朝ドラ『虎に翼 第130話(最終話)』では、ついに佐田寅子が亡くなってしまいましたが、幽霊になっても、多くの家族たちを見守っていました。
ところが、星航一だけが佐田寅子の幽霊が見えていたので、なぜ星航一だけ見えていたのか?詳しく紹介しましょう。
ドラマ『虎に翼 第130話』のキャスト
虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。
演出
- 梛川善郎
- 安藤大佑
- 橋本万葉
登場人物&俳優
- 猪爪寅子-佐田寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
- 星航一(演:岡田将生)佐田寅子の夫
- 猪爪はる(演:石田ゆり子)猪爪寅子の母親
- 佐田優未(演:川床明日香)佐田寅子の娘
- 猪爪花江(演:森田望智)佐田寅子の義姉
- 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
- 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
- 大庭梅子(演:平岩紙)和菓子とお寿司のお店を経営する女性
- 星朋一(演:井上祐貴)航一の長男
- 並木美雪(演:片岡凜)森口美佐江にソックリな少女
- 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
ドラマ『虎に翼 第130話』のストーリー
引用元:YAHOO!JAPANニュース
平成11年、ついに日本で『男女共同参画社会基本法』が成立して、それは佐田寅子が夢にまで見た法律でした。
しかし、その佐田寅子はすでに亡くなっていて、幽霊になっても、家族を暖かく見守っていたのです。
佐田優未は、寄生虫の研究・雀荘など様々な事をしながらも、猪爪花江や、そのひ孫たちの面倒を見ていました。
そんなある日、星の家に戻ると、義姉の星のどかから「料理なら任せて、お父さんがお待ちかねよ」と言われるので、笑顔で応えて、年老いた父・星航一に話しかけます。
「ねぇ、老人ホームじゃなくて、家で暮らすのが良いと思うんだけど」「子供たちに縛られず、自由に過ごしたいんです」
「そう?秘密の話、聞いてくれる?」「えぇ」「私とお母さんの生き方って、違うじゃない?私は私が好きだけど。お母さんの凄い事、何も引き継げないで終わっちゃいそうで」
「でも、前にお母さんの事をすごく感じられて、お母さんは法律そのもので、皆んなのものにあって、皆んなの心にあって……ごめんなさい、意味分かんないよね」
佐田優未は、そう言うと、星のどかの料理を手伝いに行くと、星航一は「…だそうですよ」とつぶやくと、佐田寅子は「なんだか、照れるわね」と微笑みます。
星航一は、もう少しだけ生きられる気力がわいてきますが、佐田寅子は「私が法律だなんて、照れちゃうわね」と喜びます。
「その得意げな顔」「……はて?」「ほら、あの時だよ」
星航一が言っていたのは、佐田寅子が桂場等一郎と法について、議論していた事でした。
笹竹のお店で、桂場等一郎が佐田寅子に「君のように血が流れていようとも、喜べるのは、ほんのわずかだ」と言ったら、山田よねは「ほんのわずかだが、ここに確かにいる」と反論します。
「……ふっ、失敬。撤回する。君のようなご婦人たちが特別な時代は終わったんだな」と微笑むのです。
確かに、佐田寅子たちの奮闘により、日本の男女格差が確実に縮小された時代は、すでに実現していました。
かつて、母・猪爪はるから「地獄の道を進む覚悟がある?」と言われて、その道を突き進んだ努力は、ここに結実したのです。
星航一だけ佐田寅子の幽霊が見えた理由
星航一だけ、佐田寅子の幽霊が見えていた理由は、死期が近づいていたからでしょう。
実は、東北在宅ホスピスケア研究会の2007年のアンケートによると、366人のご遺族が回答したうち、42.3%もの人が「他人にはみえない人の存在が見えている、聞こえている」と回答しました。
参照元:安心介護
死期が近いと、自分の手をジッと見つめて手鏡を見るようになったり、黒い煙のようなものが見えたり、不思議な事が起きます。
それだけ、死期が近づくと、通常の人にない事を行ったり、今まで目に見えないものが見えるようになった可能性は高いようですね。
そのため、星航一も死期が近づいた事から、佐田寅子の幽霊が見えるようになってしまったので、残念ながら、もう少しで亡くなってしまうのでしょう。
ドラマ『虎に翼 第130話』の見所とまとめ
第130話(最終話)では、いきなり佐田寅子が亡くなったあとから始まるので、少し驚かされましたが、ネットでは星航一の老け方について、賛否両論でした。
それだけ、一気に老けてしまっていた訳ですが、佐田優未は意外と老け方が自然な感じで良かったですね。
日本は、男女共同参画社会基本法が施工されても、まだまだ男女の格差はあり、女性総理大臣は誕生していませんし、女性天皇についても反対意見は多いです。
政治家は力量で判断されるべきだという意見や、女性天皇になったのはわずか数名だという意見もあるので、まだまだ完全な男女平等はこれからのようですね。