
ツバメの巣を落としてしまうと縁起が悪いので、もしも誤って落としてしまったら、どうしようと思ったり、なぜ縁起が悪いのかと理解できなかったりするでしょう。
そこで、ツバメの巣が落ちたら縁起が悪い理由を紹介しながら、誤って落とした場合の対処法について解説します。
ツバメの巣が落ちたら縁起が悪い理由
日本では以前から、ツバメが家に巣を作ることで家族や家の守り神となると信じられていて、巣を撤去することは、家に幸運や守り神を追い出す行為とされてきました。
そのため、これはツバメの巣が落ちたら縁起が悪いと信じられており、可能であれば、ツバメの巣は故意に落とさないほうが良いです。
ただし、ツバメの巣は下のほうが土やゴミが落ちることもあるので、耐えられない方もいるでしょう。そのような場合には、巣の下に土が落ちないように木の板を設置したほうが良いです。
私は、実家に住んでいた時に、自分の車をとめる上のほうに、ツバメが巣を作って車が汚れてしまいました。
そこで、親には、ツバメがひなを育てきって、成長したツバメたちが全て巣立っていったから、巣を落としてもいいのか聞いた事があります。
その時に、親からツバメの巣を落としたら縁起が悪いからと言われて、親がツバメの巣の下に、木の板を設置してくれた事がありました。
自分の無知を恥じ入り、来年も違うツバメが巣を再利用するかもしれないなと思って、車に落ちてくるゴミが少なくなるぐらいであればと思って、考えを改めました。
ツバメの巣が落ちたら縁起が悪い?そうではないケースもある
ツバメの巣を故意に落としてしまったら縁起が悪いと言われていますが、巣が落ちても縁起が悪くならない場合もあります。
それは、巣が老朽化して自然に崩れ落ちた場合や、風で飛んでいった場合です。このような場合は自分で落とした訳ではないので、過度に心配する必要がありません。
どうしても心配な場合は、巣の周りに強風が当たらないように設置したり、巣の下のほうに木の板またはプラスチックなどを設置して、巣が崩れ落ちないようにサポートしたほうが良いでしょう。
ただし、この板を設置する場合には、ツバメが巣に戻りづらくしてしまったら、ツバメが可哀想なので、ほどほどにしておきましょう。
ツバメの巣を誤って落としたら神社へ行く
ツバメの巣を落としてしまったら、幸運が去って不吉が訪れると信じられてきたので、運気がだいぶ悪くなる可能性があります。
もしも、ツバメの巣を誤って落とした場合には、神社またはお寺でお祓いを受けた方がいいです。
心霊スポットへ遊びに行って、幽霊に取り憑かれるほどの危険性は低いのですが、どうしても運勢が気になる場合は、神社またはお寺へ行ってみるのも検討しましょう。
ツバメの巣が落ちたら自然に見守って様子を見る
ツバメの巣が落ちたら、ツバメの親鳥はパニックに陥って、周りを飛びながら鳴いてしまうケースがあります。
しかし、ツバメの親鳥が、また同じ場所で巣を作るケースもあるので、誤って落ちたら、親鳥がまた同じ場所で巣を作らないか?見守ったほうが良いです。
しばらくしても、親鳥が巣を作らない時は、やはり神社またはお寺へ行って、お祓いをしたほうが良いですね。
巣は老朽化してしまい、自然に落ちてしまう事もあるので、あまり焦らずに、自分が親鳥になったような気分で見守る事も重要です。