中3殺傷事件で刃物数十本を持っていた事で罪は重くなる理由

北九州市小倉南区の中学3年殺傷事件で、無職平原政徳容疑者が罪もない中学生を襲ってしまいましたが、自宅には数十本の刃物がありました。

これによって、無職平原政徳容疑者の罪が重くなる可能性が高まったので、その理由について詳しく紹介しましょう。

中3殺傷事件で刃物数十本を持っている事で罪が重くなる理由

同じ殺人事件でも、罪が重くなるのか軽くなるのか？その基準となるものがあって、それが『計画性』です。

日本では、何名まで殺害したら、死刑になるかどうか？それが決まる事が多くて、1名を殺害した場合は残念ながら死刑にならない場合もあります。

しかし、例外があって、それこそ『計画性』です。事前に人を殺害する計画があった場合には、刑が重くなる場合があるのです。

無職平原政徳容疑者のように、自宅に数十本の刃物があったという事は、計画性があったと判断されるので、罪が重くなる可能性は極めて高い訳です。

引用元：YAHOO！JAPANニュース

日本で、被告人を死刑にすべきかどうか？それを参考にされているのが『永山基準』です。

この永山基準とは、永山則夫元死刑囚が盗んだ拳銃で4名を殺害した事件の裁判で、被告人を死刑にするべきかどうかが争われた際に、当時の最高裁判所が示した9つの要素の事です。

この9つの要素の中で、最も重視されているのが『犯行の様態』と『結果の重大性』です。

犯行の様態では、しつように攻撃をしたのか？どのような攻撃方法だったのか？執拗性や残虐性で判断されます。

最高裁判所が永山基準を示して「結果の渋滞性ことに殺害された被害者の数」と述べた事で、殺害された人数が注目されるようになってしまいました。

しかし、1名を殺害した事件でも死刑になっており、必ずしも人数だけで決まるものではありません。

人を殺害しても、責任能力なしと判断されてしまっては無罪になるケースもあります。しかし、今回の中3殺傷事件では刃物数十本も用意してありました。

これでは、事前に計画をしていた事から、責任能力がないと主張するのはだいぶ厳しくなったので、重く処分される可能性が高まりました。

今回の捜査では、多くの監視カメラから追っていくリレー捜査により逮捕された事から、容疑者が犯人の可能性が高いです。

中3殺傷事件では、容疑者が刃物数十本も持っている事が報道されていますが、なぜ罪もない中学生を襲ってしまったのか？そのあたりの全ぼうがつかめていません。

最近の日本では、自暴自棄になってしまい『自分はもうどうなっても良いので、社会に復讐するために、周りの人間を道連れにしてやる』と思って犯行に挑む無敵な人が増えています。

これは、日本だけではなく中国でも増えており、景気が悪くなり、苦しい生活をしている人が増えると、このような人間も増える傾向があります。

これを防ぐには、国民の生活が苦しくならないようにする事と、刑罰を重くする必要があるので、国会がどこまでの事をするのか？国民は厳しくチェックしたほうが良いです。

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