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巻機山を登山中に、雪に足をとられ上越市の男性が、転倒して怪我をしてしまいました。6月なのに、まだ雪があるのかと思った方は多いでしょう。
そこで、巻機山の雪解けは、いつごろなのか?詳しく紹介するので、参考にしてみてください。
巻機山の雪解けは4〜5月下旬ごろ?
新潟県と群馬県にまたがる巻機山は、標高が1,967mもある事から、雪解けの時期は4月下旬〜5月下旬ごろになります。
参照元:全頂制覇百名山
まだ6月下旬という事もあり、もう雪がなくなってもおかしくないのですが、その年の気候により、雪が残り続ける事あります。
そのため、6月に登山をして、雪に足を取られてしまうのも、仕方のない所でしょう。
巻機山と他の山の雪解けを比較
巻機山の雪解けが4月下旬から5月下旬ごろであれば、他の山々はいつごろなのか?下のリストで比較してみました。
- 巻機山:4月下旬〜5月下旬(標高1,967m)上信越エリア
- 利尻岳:5月上旬〜6月上旬(標高1,719m)北海道
- 蔵王山:5月上旬〜6月上旬(標高1841m)東北
- 浅間山:4月上旬〜5月下旬(標高2568m)上信越エリア
- 甲斐駒ケ岳:4月上旬〜5月中旬(標高2967m)南アルプス
やはり、北海道のほうが気温は低いので、標高がそれほど高くなくても、利尻岳と雪解けの時期はあまり変わっていませんね。
巻機山で怪我をしても命が助かった理由
今回、巻機山を登山中に怪我をしても、無事に下山できたのは、命に関わるほどの大怪我でなかった上に、休暇で登山中の警察官と消防職員と接触できたからです。
避難小屋までは、自力で下山できたとは言え、警察官や消防職員と接触できなかったとしたら、さらに苦しい下山をする事になったと考えられます。
そういった事を考えたら、6月が終わる時期と言えども、登山をする際には、怪我をしないように気をつけたい所ですね。
巻機山の雪解けのまとめ
巻機山は、標高が2000m近くもあるので、6月下旬になっていても、まだ雪が多くありました。
雪は少なくなっていても、足をとられる事もあるので、これから登山しようと考えている方は、あまり油断しないように気をつけたほうが良いです。
さらに、山によってはクマの出没を考えられる時期になってきているので、クマが近づかないように、鈴をつけて、音を鳴らしながら登山したほうが良いでしょう。